2002年の桜

今年の桜は早い。桜の咲く束の間は、1年で一番好きな季節なのに、今年は何故かとても悲しい。というのは桜を楽しみにして来る筈の外国人がVISAが取れなくて来れないからだ。予定通り来れても、桜は見えなかったかもしれないと思えば気楽であるが。今まで桜はただ綺麗で鑑賞すればよいと思っていたのに、他の人のことを考えれば単純に喜べない。

外国人の入管について今まで考えたこともなかった。そう、日本人は自分の生活が忙しくて心の余裕がないから外にまでとても目を向けられないのかもしれない。フルタイムで働いている人はもちろんのこと、私のようなパートタイマーであっても時間がないのだ。今日は府中へ花見に行くから、府中へ免許書き換えに行く夫に荷物を運んでくれない?と頼んでも、時間がないからだめなそうだ。退職した父親ですらいつも時間がないと言い訳する。といっても犬の散歩したり、ドライブしたり自分に課すべき仕事を作る癖があるからなのだろう。そうやって自分の課題、自分の家庭、自分の会社の仕事を精一杯にすることで外に目を向けない心の壁を作っているのかもしれない。

昨夜届いたミーナさんからのメール、世の中には献身的に他人のために奉仕する人間も存在するのだ。ミーナさんは日本からの書類が有効になりやっとVISAがとれ、近々来日できそうだ、やれやれ。ミーナさんが来れば又一段と忙しくなることも覚悟しているが。ミーナさんはいつも他人のことをして忙しい。

職場が変わって、最近はあまり都心に出向かなくなった私であるが、今年の桜は東京西部が中心だ。

多磨
南多摩
鶴間公園
府中の森公園